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愛知県地球温暖化防止活動センター推進員研修
2005.8.27(土)
名古屋産業大学
 愛 知県地球温暖化防止推進員の研修が名古屋産業大学で行われました。
 名古屋産業大学は尾張旭市にあり、2000年に開設された環境情報ビジネス学部と大学院環境マネジメ

ン ト研究科があります。
 キャンパスは、スカイワードあさひ・城山公園と隣接し、周辺は緑が豊かです。名古屋市から近く、東山スカイタワーが見えます。
 今回の研修テーマは、「地域の炭酸ガス測定を通じた環境学習実習」です。
 伊 藤教授と岡村助教授によって、講義が大学院316教室で、実習がキャンパス内と周辺でありました。
 環境教育プログラムを体験実習することで有意義な一日となりました。
  大学院建物1階には、デテクタワールドという、3月に愛・地球博に出展された模型が展示されて いました。これは二酸化炭素の流れを実際に目で見ることのできるものです。
 講義の「環境教育の進め方とそのポイント」では、共同研究校の事例が報告されました。


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  CO2濃度の観測実習では、上空濃度観測と地上濃度観測の二つの方法を行いました。
 上空濃度観測は、気球下部にセンサーを取り付け、高度400〜500mで係留させて高度分布観測を行います。この日は、風が強くセンサー不調のため 10m程度の高度で終わりました。ヘリウムガスを入れた気球が上がるのは圧巻です。



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 地上濃度観測は、CO2固体電解センサーをコンパクト化した携帯型測定器を使って、地上で濃 度観測をしました。



 名古屋産業大学の周辺の5ヶ所を携帯型測定器(デテクタ)を持って回り、CO2の濃度を測りま した。我々のグループでは、予想通り城山街道の交差点が一番高く、大学校内と多度神社が低いという結果が出ました。CO2濃度を目に見える形にするという 体験を味わうことができました。
 その後、大学院3号館の屋上緑化施設と太陽光発電・風力発電施設を見学しました。3号館の1階には、太陽光発電システムの発電量が表示されていました。

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