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なごやため池市民調査
貝類・甲殻類・魚類・両生類・爬虫類・ほ乳類の調査
2009.9.12(土)・
              13(日)
隼人池
   9月12日(土)〜14日(月)までの3日間の調査でした。残念ながら、2日間しか参加できませんでした。
 そして、今回の調査が10月31日の池干しの予備調査となります。
 1日目の9月12日は、突然激しい雨が降るという日で、途中で調査を中断せざる得ないこともありました。夜のコウモリ調査は中止でした。 
 カメトラップは鉄砲水で水没してしまい、急遽、カメが溺れないように見て回り、再度仕掛けました。
 この池では、予想外にイシガメ・クサガメの在来種が捕獲されました。
 

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 そして、特定外来種のハナガメの交雑個体らしきカメも何匹か捕獲され、DNA鑑定をすることになりました。
 それでも、在来のカメがミシシッピアカミミガメと同じくらいいたことは、驚きでした。
 
 また、池のガサガサではモクズガニ・テナガエビと海とつながっていることを示す生物が捕獲されました。
 これまた、住宅に囲まれた都市の小さなため池で、不思議な生息環境を有していると思われます。
  この隼人池は平成10年頃に改修工事が行われ、ハス・ヨシなどの抽水植物が育っている低湿地があります。これが生き物にとって大事な役目を果たしているように思えます。
 イシガメの幼体が4個体確認できたことは、繁殖しているようですし、他の池にはみられないことです。ますます、馴染みのある池だけに、秋の池干しが楽しみです。

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